2014年3月16日 ももいろクローバーZ@国立競技場


2014年3月16日 (日)
ももいろクローバーZ
国立競技場
「ももクロ春の一大事 2014 国立競技場大会~NEVER ENDING ADVENTURE 夢の向こうへ~」

セットリスト
1, ももいろパンチ
2, 未来へススメ!
3, 行くぜっ! 怪盗少女
4, ピンキージョーンズ
5, ミライボウル
6, Z伝説 ~終わりなき革命~
7, D’の純情
8, 労働讃歌
9, 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
10, Z女戦争
11, サラバ、愛しき悲しみたちよ
12, GOUNN
13, 泣いてもいいんだよ
14, Neo STARGATE
15, BIRTH O BIRTH
16, 黒い週末
17, Chai Maxx
18, Believe
19, いつか君が
20, 灰とダイヤモンド
21, 鋼の意志
アンコール
22, CONTRADICTION
23, 堂々平和宣言
24, オレンジノート
25, ももクロのニッポン万歳!
26, あの空へ向かって

 ももクロ国立2日目。1日目も泣けたけど、それを上回って2日目は泣けました。本当に泣けた。国立2日目で個人的に感動したのは、自分はこういうももクロが見たい、ももクロからこういう言葉が聞きたい、未来のももクロはこうあってほしいっていうのを、5人が全て見せてくれたからです。しかも、想定をはるかに超えて。

 自分がももクロの存在を知ったのは2010年のメジャーデビュー以降、ライブに行き始めたのは2011年のZになって以降。少なくとも自分がライブに行き始めた当時から、「どうしてこの子たちがもっと受け入れられないんだろう」と思うぐらい、圧巻のライブをしていました。アウェーの空気をホームに変えてしまう力、目の前の人を笑顔にする、楽しませる力は、圧倒的でした。僕がライブに足を運び始めたころ、本人たちが口にしたわけではないけど、この5人は「目の前の人を楽しませるためなら何でもする」「目の前の人が笑顔になってくれるなら売れなくてもいい」ぐらいの意識でやってるんじゃないかと思っていました。当時から「紅白出場」を夢に掲げてはいたけど、「いつかはミリオン」「いつかは武道館」的な野心が、いい意味で感じられない。笑顔と歌声で世界を照らし出せると、本気で信じている5人なんだろうなぁと。

 それからももクロはどんどん社会に認知されていって、2012年にはついに紅白出場。もちろん自分も、ももクロの紅白出場は嬉しかったけど、ももクロは既に紅白出場以上のことをいくつも成し遂げてきてるよな、とも思いました。それはCDのセールスや、ライブの動員、世間での認知度という意味ではなくて、今までのどんなグループとも違う価値をもっているという意味です。そして、紅白出場後の2013年の元日には、「国立競技場でのライブ」という新たな夢の発表。

 国立でのライブを次の夢と発表したとき、僕は正直「ももクロのストーリーもそろそろ終わりかな」と感じました。「紅白出場」を達成したら、「国立でのライブ」、それを実現したら今度は別の夢、って続けてしまうと、あまりにも場当たり的だし興ざめするよなと。もしそれが会場の規模を大きくしたり、由緒ある会場でライブをやるっていうレベルの夢を設定し続けるなら、そんなものは設定しない方がマシだと思いました。

 ももクロに限らず、どんなグループでも、ロックバンドでも、本当にいい時期っていうのは短いものです。長く続けていれば、ある程度マンネリ化してくるのは仕方のないことで、僕は国立を区切りにして、ももクロの本当に面白かった時代も終わりなのかな、なんて考えてました。路上ライブから始まったももクロが、紅白に出場して、国立競技場でライブをやって、そういう前時代のバンドのような成功物語も、ここで一段落するんだろうなと。

 そして、迎えた国立2日目。1日目も泣いたけど、2日目も同じポイントで泣き続ける自分。ライブ自体も1日目と甲乙付けがたく良かったけど、クライマックスはもちろん聖火台に上がっての5人の挨拶ですね。

 アンコール終了後、1人ずつメインステージから花道を歩き、アリーナ後方のサブステージへ。5人がサブステージに揃うと、オープニングとは逆に、トロッコのようなジェットコースターで聖火台に上がります。聖火をバックに照明を浴びる5人。光の中に立つ5人は神々しく、ついにももクロが光を放ち始めたように錯覚しました。そして、1人ずつ自分の言葉で挨拶を。多くの人がそうだと思いますが、自分もここでヤバいほど泣きました。ナタリーさんが5人のコメント全文を、文字起こしで載せてくれてるけど、何度読んでも泣ける(´;ω;`)

 れにちゃんの「ももクロを一生続ける」という強い決意。あーりんの「ももクロが夢を叶えたんじゃなくて、みんなに叶えてもらった」と言える感受性。しおりんの「女性アイドルで何十年も続いたグループはいないけど、ももクロはずっと続けましょう」という直感の正しさ。(個人的にやっぱり玉井さんは天才だと思う。)  杏果の「皆さんの声が大好きだし笑顔も大好きです」という誠実さ。そして、リーダーの夏菜子。「笑顔を届けるという部分で天下を取りたい」って、ほんと凄いよ。いつもはみんなからバカにされていじられるリーダーだけど、どんな演出よりも、どんな台本の言葉よりも、ここぞという時に心に刺さる言葉を生み出すのは夏菜子なんですよね。

 国立でのライブを成功させたあと、ももクロはどこに向かうのかな、と思っていたけど、「今まで通りにももクロを続ける」っていうのが答えで凄く安心しました。どんなグループでも、メンバーを変えずに長く続ける、同時に魅力的なグループであり続けるって、ものすごく難しいことで、それを新たな目標・夢にするっていうのは、最も自分が望んでいたことじゃないかと思いました。

 もちろん、ももクロが今後つまらないグループになったり、マンネリ化して毎回同じようなライブをこなすだけのグループになるかもしれません。ロックバンドでも、メンバーを変えずに魅力的なアルバムを作り続けて、いいライブをし続けるのは難しいのに、女性アイドルグループの場合は、しおりんが言うように前例がなく、本当に難しい挑戦だと思います。実際、僕も「ももクロのストーリーはそろそろ終わり」と感じるのと同時に、「ももクロもマンネリ化してきて、自分の興味も薄れるんじゃないか」と思ってました。でも、聖火台でのコメントを聞いたあとでは、そんなことを1秒でも思っていた自分が恥ずかしい。ももクロは今までも、誰もが無理だと思うことに純粋で強い気持ちで挑み続けて、それを実現してきたんだから。僕がももクロに感動するのも、自分だったら無理だと諦めてしまうことに、失敗とか成功とかそんな先の事は考えずに、ただひたむきに頑張るからじゃないか。

 ももクロはこれまでも不可能だと思われることをいくつも成し遂げてきたんだから、「ももクロをずっと続ける」、同時に魅力的な5人、グループであり続けるというのも、きっとできると信じています。そう信じさせてくれる力が、5人にはあります。「紅白出場」や「国立でライブ」のようなシンボリックな目標じゃなく、これからはももクロを続ける事自体が奇跡であって夢であるというのは、最高のストーリーだと思います。

 春には一大事がやってきて、夏にはSUMMER DIVEがあって、冬になるとももクリがある…そんな風にももクロが季節になって、何年も積み重なって歴史になって、ももクロ自体がストーリーになっていく、そういう未来を僕は見たいです。ももクロの夢は、自分の夢。ももクロと同じ夢を見て、その夢の一部でいられるっていうのは、本当に幸せなことです。ももクロを好きで本当に良かった! ヤバい、自分で書いてて、また泣けてきた(´;ω;`)


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