2014年4月6日 チームしゃちほこ@Zepp DivercityTokyo(第1部)


2014年4月6日 (日)
チームしゃちほこ
Zepp DivercityTokyo
Zepp FINAL!~ありがとうを伝えたくて~ 第1部:大黒柚姫「江戸むらさき(仮)」

セットリスト
1, 恋人はスナイパー
2, いただきっニッポン!~おみそれしましたなごやめし~
3, 愛の地球祭
4, いいくらし
5, サマラバ
しゃちほこ10分クッキング
6, 東名阪☆膝栗毛
7, ロマンティック浮かれモード
8, チームしゃちほこの野菜生活体操
9, ザ・スターダストボウリング
10, お願い! unBORDE
11, ごぶれい!しゃちほこでらックス
12, 首都移転計画
13, OEOEO
14, 勝手にハイブリッド
15, トリプルセブン
16, 乙女受験戦争
17, マジ感謝

 しゃちほこのツアー、Zepp DivercityTokyo公演に行ってきました。今回のツアーは、公演ごとにメンバーの名前を冠したタイトルがついていて、そのメンバーがソロ曲を披露するなど主役を任される構成です。14時開演の第1部は、”大黒柚姫「江戸むらさき(仮)」”とタイトルがつけられ、主役はもちろん柚姫です。

 1曲目は「恋人はスナイパー」。冒頭のセリフ部分を「見てー! あれは銀色に光る東京のスター、スカイツリー!」、その後の歌詞も「ハー! ハー! スカイツリー!」に変更。セリフ部分は正直よく聞き取れなかったので、1部も2部も合っているかは自信がないですが、1部では「東京のスター、スカイツリー」、2部では「東京のシンボル、スカイツリー」と聞こえました。

 2曲目「いただきっニッポン!」の後に自己紹介とMC。
 咲良「ゆずき緊張してるの?」
 大黒「ちょっとねぇ、久しぶりにヤバかった。でも2曲やって、だいぶ気持ちが高まってきた。頑張ります、このまま。」
 咲良「Zepp Divercityでやるのは、2回目だね。一昨年、unBORDE Xmasってレーベルのお祭りに出させていただいて…単独では初めてじゃん!」
 坂本「その時にさ、初めて乙女受験戦争披露したんだよね。」
 大黒「でもさぁ、発表したのは初めてだったのにさぁ、衣装が乙女受験戦争の衣装じゃなかったんだよね。」
 全員「パジャマ!」
 坂本「なんか茶番やったんですよ。」
 大黒「マッチ売りの少女の…CD売りの少女っていうのをやったんです。」
 安藤「CD買ってくださーい、って。」

 咲良「明日ー! 4月7日、なんの日か知ってますか? 4月7日は私たちチームしゃちほこが路上デビューした日なんです!」
 大黒「2年目最後だね。」
 全員「はやーい!」
 大黒「3年で武道館でできるってすごいよね。」
 秋本「やっちゃっていいの?」
 坂本「ちなみに2年前の4月7日、名古屋城のライブに来てくれた方っていますか?」
(場内から、数名の手が挙がる)
 全員「わぁあーーーーー! いるっ!」
 安藤「どう、私たち変わりました?」
 手を挙げたお客さん「変わった!」
 全員「やったーーーー!」
 大黒「どういうふうに?」
 手を挙げたお客さん「よくなった!」
 伊藤「ゆずがかわいくなった?」
 安藤「苦笑いしてるから、みんな。やめて、やめて! 今、ゆずがふったんじゃないから。」
 咲良「今のこの会場も、何年後かに” Divercity来てくれた人?”って時に、みんながこうやって手を挙げてくれると嬉しいよね。」
 坂本「みんなちゃんといてよ!」
 秋本「行かないでね。」
 伊藤「どんどん、ゆずがかわいくなってくから。」
 咲良「みんなが来なかったら、いちご星に帰っちゃうってことにすればいいじゃん。」
 秋本「じゃあ、宣言しとこうよ。」
 安藤「みんな来てね! ゆず、地球から追い出される!」

 「愛の地球祭」「いいくらし」「サマラバ」と3曲連続で披露した後に、今回のツアーから始まった新コーナー「しゃちほこ10分クッキング」。進行役は、ハルちゃんでした。
 咲良「Zeppツアーでは新コーナーを作りました! じゃあ、はるもんたさん、よろしくお願いします!」
 坂本「司会のはるもんたでーす! 知ってる方はタイトルを一緒にお願いします。せーの…」
 全員「チームしゃちほこの10分クッキングー!」
 坂本「Zeppツアーから始まったこのコーナーは、メンバーから皆さんへおもてなしをするというコーナーです。今回は大黒柚姫がおもてなしをします。じゃあ、ゆずき何を作ってくれるのかな?」
 大黒「はい! 今日はカップ麺のそばです!」
 坂本「みなさんスクリーンをご覧ください。それでは、おいしいカップ麺の作り方を説明します。1,お湯を沸かす。 2,お湯を入れて待つ。 3,おいしく食べる。 まずはお湯を沸かすために使う道具を、このなかから選んでもらいましょう。」
 コーナーが始まると、ステージ上にテーブルが運ばれてきていて、その上に各種カップ麺やトッピング、ペットボトルの水、いろいろな道具が置かれていました。ポット以外にもアイロン、水以外にも三ツ矢サイダーなども。カップ麺もそば以外に多くの種類が準備されていて、サクサクパイや片栗粉っぽい白い粉、ふえるわかめちゃんなどもありました。ゆずきがポットを選択しようしとすると、他のメンバーが「それでいいの?」「違うんじゃない?」と言ったり、水を選択しようとすると、なおちゃんが「私、三ツ矢サイダーが好きだな」と言ったり、なかなか進行していきません。そんななか、突然ゆずぽんが芦田愛菜のものまねを始めます。
 安藤「ちょっと待って。こんなことしてる場合じゃないでしょ。芦田愛菜だよ。私、早くゆずきちゃんのソロ曲聴きたい。」
 大黒「あー、じゃあスタッフさんがちゃんとした衣装を用意してくれてるから、着替えてくるね。」

 ここから、ゆずきがソロ曲を披露。1曲目は「東名阪☆膝栗毛」。俺の藤井で、チーム東名阪が披露した曲です。衣装替えとのことでしたが、肩にチーム東名阪の4人分の衣装を背負って歌いました。半分ぐらいまで歌ったところで、ゆずきが曲を止めます。
 大黒「ちょっと止めて! 止めてってば! 違う、これじゃない! やりたいのはかわいいのって言ってんだろ! おい、ボウズ。次から気をつけろよ! 持ってけ!」
 丸刈りのスタッフさんが呼び出され、ゆずきが肩に背負っていたチーム東名阪の衣装を持っていきます。ゆずきの「それではかわいいゆずきを見てください。ロマンティック浮かれモード。」という言葉から、今度は藤本美貴さんの「ロマンティック浮かれモード」を歌いました。

 ゆずきのソロが終わったあとは、先ほどのそばをお客さんに食べてもらうことに。2階席にレポーター役のちゆが行き、食べてもらう人を選びます。ゆずき推しの女子と、なおちゃん推しのこうじ君がステージへ。このこうじ君がなんか憎めない雰囲気が漂ってて、こうじ君にやたら「こうじー!」とか声が飛んでて、会場の空気も良かったです。

 ステージに上がった2人に、ゆずきの作ったそばを試食してもらい、できばえを星いくつか聞くと、「1億星です!」という答え。そばを作っている間にも、トッピング用に準備されていたコロッケを、なおちゃんが手づかみで食べちゃったり、しゃちほこのわちゃわちゃ感が溢れるコーナーでした。

 最後の「マジ感謝」の前のMC。
 坂本「一昨年、unBORDE Xmasをここでやって、その時はレーベルの先輩方がたくさんいてって感じだったんですけど、今日はしゃちほこだけで、皆さんしゃちほこのこと好きな人だけですよね? しゃちほこのファンの方だけで、ここを埋められたことがすごく嬉しいです! 皆さん、ありがとうございました!」

 咲良「Zeppツアー始まって、もう折り返し地点ぐらいに来て、あと2部と名古屋の3公演になってしまったんですけど、今回のツアーでこの折り返し地点でも…んー?…ちょっと日本語おかしくなっちゃったけど、Zeppツアー、東京だけど、多分いろんなところから集まってわざわざ見に来てくれたと思うので、これからもついてきてもらえるように頑張ります! よろしくお願いします!」

 秋本「一昨年ここでやったときは、ほのかこんなに汗かく子じゃなかったんですど、もう2曲目から汗かくようになって、身も心も成長したので、3年目も、これからもよろしくお願いします!」

 伊藤「今日はZepp Divercityということで、前はZepp Tokyoで、リハーサルっていうことでライブをしたんですけど、今日は本番なんですよ、ここが。リハーサルも本番だったんだけど、設定がちょっと上がったみたいな。また1年後ここに来れるように、もっともっと成長して、頑張りたいと思いますので、皆さんついてきてください!」

 安藤「第1部 江戸むらさきということで、私たち”ゆずゆずコンビ”って呼ばれるんですけど、ほんとにコンビなんだよ私たち。相棒なんです。ゆずきがいないと私、生きていけません! ゆずき大好きです! 皆さんも好きですか? なので、(ゆずきに向かって)これからもゆずゆずコンビで頑張っていこうね!」

 大黒「今日は来てくれた皆さん、ありがとうございました。ゆずきはメンバーで一番、MCもへたっぴだし、内弁慶なんで全然話に入れなかったりとか、店長からも怒られることがメンバーで一番多いんですけど、そんななかこんなにたくさんの人が来てくれて、空気を読んで盛り上がってくれたりとか、あとコメントで予習してるからねって書いてくれたり、ほんとにほんとに心が救われました。今日でだいぶ自分の…なんだろ? 勇気? 次への勇気みたいなものが蓄えられたので、このまま武道館まで突っ走っていきたいと思います! もっと皆さんを盛り上げられるように頑張りますので、皆さんもずっとついてきてください! よろしくお願いします!」

 先日の野郎NIGHTに比べて、演出が少なく素が見えやすいライブだったからかもしれませんが、メンバーそれぞれのキャラが以前よりも格段に立ってきてるなと感じました。去年のしゃちサマや9月の横浜BLITZのときは、もっとなおちゃんとほのかが目立ってたと思うんですが、今回のライブではハルちゃんのMCの仕切りも良かったし、ゆずゆずコンビの個性がいい感じに出てきてたなぁと。

 なおちゃんとちゆも、今まではもっと真面目にというか、自分の役割を果たさなくちゃって感じがあったのが、のびのびやっているのが伝わってきました。特になおちゃんは、本当に天真爛漫で楽しそうで、例のQuick Japanの「しゃちほこ辞めるかも」って記事から、確実にいい方向に向かってるんだなと思います。

 グループとしての完成度も着実に高くなってるし、最後の挨拶でもみんな前向きないいこと言うし、なんだかチームしゃちほこの未来がとても楽しみになるライブで、8月28日の武道館は絶対いこう!と思うライブでした。ほんと、武道館いっぱいになるといいな。チケットが取れないほど争奪戦になるのはイヤだけど。