2014年4月26日 ももいろクローバーZ@西武ドーム


2014年4月26日 (土)
ももいろクローバーZ
西武ドーム
第2回 公式ファンクラブANGEL EYES限定イベント
誰でもカモ~ン!~ただし、ホワイトベレーの方に限ります♡~
「俺が土曜日」

セットリスト
1, 空のカーテン
2, Z女戦争
3, 宙飛ぶ!お座敷列車
4, 仮想ディストピア
5, キミノアト
6, 走れ!
7, 堂々平和宣言
8, いつか君が
9, サラバ、愛しき悲しみたちよ
10, 泣いてもいいんだよ
11, 行くぜっ!怪盗少女
12, 灰とダイヤモンド
13, ツヨクツヨク
アンコール
14, My Dear Fellow
15, 鋼の意志
16, いい湯だな

 AEイベント2日目。この日も開演30分前ぐらいに、会場内に「だって あーりんなんだもーん☆」が流れ、車イスに乗ったあーりんと川上さんがステージへ。あーりんと川上さんのトークショーが始まります。今日のタイトル「俺が土曜日」。土曜日は翌日は休みだし、朝からテレビを見ることが多いとメンバーで盛り上がって、テレビと土曜っぽさをテーマにした公演とのこと。

 トークショーの後は、推され隊の2人による注意事項の影ナレ。杏果の滑舌はいつも通りでしたが、2人とも漢字の読み方を確認しながら読むところがあり、会場に笑いが起こり和やかな雰囲気になりました。

 ライブは1日目と同じく茶番からスタート。鳥のさえずりの効果音が流れる中、パズーっぽい衣装を着てトランペットを吹く(真似をする)夏菜子。ステージ上には、目覚まし時計になった杏果、布団で寝ているしおりんとナスの着ぐるみのれにちゃん。あーりんはお姫様衣装で、車イスに座っています。杏果が「ジリン、ジリン、ジリン、ジリン! 5時30分! 5時30分!」と言い、寝ていたしおりんが起きます。ナスの着ぐるみを着たれにちゃんは寝たまま。
 玉井「なんて素敵な朝なんでしょう! だって今日は素敵な土曜日。平日は慌ただしいし、日曜日はどんどん寂しくなっちゃうもの。だから大好き土曜日! だから叫ぼう! 嬉しいから叫ぼう! 土曜日、最高〜!」
 百田「おはよう。あれっ、お姉ちゃん早いね。」
 玉井「だって、今日は土曜日でしょ。なんて世界が輝いて見えるの? 何気ない日常の風景も輝いて見えるの! こんなに目が離れた目覚ましも、突然のアクシデントでいじりようのないお姫様も、朝の光を浴びて輝いて見えるの!早くナスを起こしてきなさい!」
 百田「ほら、目覚まし。お前の仕事だろ。」
 有安「ジリン、ジリン、ジリン、ジリン! ジリン、ジリン、ジリン、ジリン! ご主人様、このナス全然起きません。」
 百田「お前、専門職だろ〜。」
 夏菜子が、暖めたタオルをれにちゃんの顔にあてますが、起きません。続いて、熱いおでんを口につけますが、やっぱり起きません。ここから、みんなで「おはよう!」と言ってれにちゃんを起こそうとします。しおりんが「おはよ、教室前 あの子の声いつもの顔…」と「空のカーテン」を無伴奏で歌い始め、1曲目の「空のカーテン」へ。昨日の「労働讃歌」と同じく、自然な流れで曲に繋がっていました。

 「空のカーテン」が終わると、茶番の続き。れにちゃんも起きて、みんなで朝ご飯という設定。朝ご飯として、青汁とレモンを混ぜたジュースを作ったということで、ゲームで誰が飲むかを決めます。「第1回 辞めたあの子も朝ドラ出演記念 今年も朝ドラ当たり年 こりゃ~NHKさまさまだな 素敵なじぇじぇじぇゲーム」と題して、あまちゃんのテーマソングに合わせてテーブルを回し、古屋さんが笛を吹いたら音とテーブルが止まり、自分の前にジュースがあった人はそれを飲み干しそのときの気持ちを叫ぶというもの。

 結果は夏菜子が飲む事に。相当まずかったようで、全部は飲み干せませんが、頑張って3秒間飲んだ後に「じぇじぇじぇ〜!」と叫び、2曲目の「Z女戦争」がスタート。「リンリン…」の部分を「じぇじぇじぇ」、「でっかい奴が現れた」を「でっかいウニが現れた」と変えたり、この日限りのバージョン。

 6曲目の「走れ!」のあとには、昨日に続いてかなこ先生のモノノフ合唱団のコーナー。2日目の今日は「静かな湖畔」。7曲目の「堂々平和宣言」のんちゃんとチームD+というダンサーチームと一緒にパフォーマンス。StudioD+というところに所属しているダンサーの方々のようです。ライブ最後のMCによると、かつてももクロはのんちゃんのお母さんにダンスを習ったことがあり、お父さんにはメイクをしてもらったことがあるとのこと。

 11曲目「行くぜっ!怪盗少女」の前に、MCZカウントダウンTVという完全にCDTVを意識した動画がスクリーンに映し出されました。ベニコ、キーコ、モモコ、グリコ、パーコというCGのキャラも出てきて、声はそれぞれ百田、玉井、佐々木、有安、高城が担当。CDTVさながらに「高城ソロが少ないランキング」を3位から発表。3位「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、2位「Chai Maxx」、1位「行くぜっ!怪盗少女」という結果。

 スクリーンにはそれぞれの曲毎に、れにちゃんのソロパートの文字数も映し出されましたが、1位の怪盗少女はなんと13文字! この流れで「行くぜっ!怪盗少女」が披露されました。れにちゃんはステージの上段に設置された玉座のようなデザインのイスに座り、れにちゃんのソロパートはスクリーンに字幕が出ました。

 続いて「有安 歌ってるときにきばってる曲ランキング」。3位「ニッポン笑顔百景」、2位「白い風」、1位「灰とダイヤモンド」。このランキングでは、その曲の最もきばって歌っている部分が、3回ぐらいずつ別ライブの映像で流されました。「灰とダイヤモンド」は曲後半の「砂にまかれても」の部分。

 ランキングの動画のあとに、「灰とダイヤモンド」を披露。先ほどのれにちゃんと同じく、杏果だけステージの上段に立ちます。そして、「砂にまかれても」の部分が近づくと、米俵を担ぎ始める杏果。「砂にまかれても」を熱唱すると、会場からは大歓声が起こりました。夏菜子は、米俵を持ってる杏果を見て、かなり笑ってました。

 アンコールでは、スクリーンに「土曜日だョ!全員集合」と映し出され、8時だョ!全員集合のオープニングBGMにのって登場。アンコール3曲目、この日最後の曲も「いい湯だな」の替え歌で、確かにテレビをテーマにした公演だったんだなと。昨日とは曲のかぶりもそれなりにありましたが、だいぶイメージの異なる公演でした。

 去年のAEイベのように、基本的にはセトリだけ決めて、あとはガッツリライブというのを期待してたんですが、今年はちょっと毛色が違うようです。でも、満足できないとか、良くなかったというわけじゃなくて、ここまで動員も増えて世間にも認知されてくると、なかなかこういうゆるい演出・企画をできる機会は限られてくるんで、内輪向けにゆるいもの、実験的なものを見せてくれるのもいいですね。昨日の「フライデーパラダイス」とか、普通のライブじゃさすがに流せないと思うんで(笑)