2014年3月21日 (金)
私立恵比寿中学
グランキューブ大阪
Luck To The Future PART2
セットリスト
1, 仮契約のシンデレラ
2, もっと走れっ!!
3, 売れたいエモーション!
4, サクラ・ゴーラウンド
5, 梅
6, 使ってポートフォリオ
7, U.B.U.
8, チャイム!
9, えびぞりダイアモンド!!
10, 誘惑したいや
11, 禁断のカルマ
12, 未確認中学生X
13, Lon de Don
14, ザ・ティッシュ~とまらない青春~
15, 頑張ってる途中
16, 手をつなごう
17, 永遠に中学生
18, フレ!フレ!サイリウム
19, 大人はわかってくれない
アンコール
20, フレ!フレ!サイリウム
21, ザ・ティッシュ~とまらない青春~
22, バタフライエフェクト
まだ武道館公演を残していますが、転校予定の3人は欠席、転入生のぽーちゃんこと小林歌穂と、りったんこと中山莉子を加えた8人体制でのエビ中での初ライブ。やはり気になるのは、新しい歌割りがどうなるのかと、新メンバーの2人はどれぐらいできるのか。
基本的になっちゃんのパートをぽーちゃん、裕乃さんのパートをりったんが引き継ぎ、瑞季パートを他のメンバーで振り分けていました。「仮契約のシンデレラ」の冒頭のなっちゃんと裕乃さんの掛け合いも、かほりこへ。瑞季の「私のこと見てるのかな?」はりななんが。「もっと走れっ!!」の裕乃さんの赤組放送委員もりったん、「売れたいエモーション!」のなっちゃんの「でかいの当てちゃって…」の部分もぽーちゃん。ブレイクのあとにも、ちゃんと「ぽーーちゃん!」と入れるエビ中ファミリー。他には「梅」の歌いだし部分の瑞季パートは真山が、その後の出席番号順に歌っていく部分の瑞季パートはひなたが担当していました。
自己紹介の変更があったところは下記の通り。僕の記憶によるものなので、間違いがある可能性もありますので、ご参考までに。ステージ上の立ち位置は、あやちゃんが右端で、自己紹介の順番に並び、左端が真山。
・あやちゃん「皆さん手拍子お願いします! (手拍子のリズムに合わせて) お待たせしました! (待ってました!) 盛り上げますよー、行きますよー! それそれそれそれ! (それそれそれそれ!) あげあげあげあげ! (あげあげあげあげ!) よしっ! …トマト大好きリコピン少女、出席番号5番、安本彩花です。」
・りななんは変更なし。
・ひなたは歌の部分は変更なし。「降っても晴れてもひなた日和、エビ中のいつも笑顔のおもちゃ箱。出席番号10番、柏木ひなたです!」
・りったん「莉子3拍子、行くぞーー! (おーーーー!!) せーの! (3・3・7拍子のリズムの手拍子に乗せて) たんたんたん、たんたんたん、たんたんたんたんたん、りったーーん! たんたんたん、たんたんたん、今日も一緒にエイエイオー! さそり座の中学生、出席番号12番中山莉子です。」
「誘惑したいや」のあとのMCで、りったんの自己紹介をもう一度やりましたが、「今日も一緒にエイエイオー!」が「みんなも一緒にエイエイオー!」になっていました。
・みれいちゃんは変更なし。
・ぁぃぁぃは歌の部分は変更なし。キャッチフレーズが「今日も愛の花を咲かせます。ミラクル・マジカル・マスコット、出席番号6番、廣田あいかです。」ぁぃぁぃは「私もキャッチフレーズをちょっとグレードアップしたいなと思って、この機会に変えてしまいましたが、ちょっとだけ出世したということでお願いします。」と説明していました。
・ぽーちゃん「皆さん、一緒にジャンケンお願いします。せーの、ジャンケン! (ぽーーー!) あっち向いて! (ぽーーー!) ジャンケン! (ぽーーー!) こっち向いて! (ぽーーちゃん!) 歌う稲穂、ダンシング・ライス、出席番号11番小林歌穂です。」
・真山は変更なしですが、自己紹介の前に「大阪に真山がいるときーーー! (イエーーーイ!) 大阪に真山がいないときーーー! (あぁー……) 大阪に真山がいるときーーー! (イエーーーイ!) 大阪に真山がいないときーーー! (あぁー……)」ってやってました。
セットリストは1曲目から19 曲目までは、3月9日の幕張公演と全く同じ。かほりこが大阪までに練習してきた曲はこの19曲ということで、アンコールでは新メンバーの2人がそれぞれもう1回やっておきたい曲をやろうということに。ぽーちゃんは「さっきやったよりも、もっといい感じにしたい」ということで「フレ!フレ!サイリウム」、りったんは「一番間違っちゃったから、リベンジしたい」ということで「ザ・ティッシュ」を選択。アンコールでは、この2曲に新曲「バタフライエフェクト」を加えた3曲を披露してくれました。
ライブ全体を通して、かほりこは思ったよりパフォーマンス的に馴染んでいたし、エビ中らしさというか、エビ中の優しさとか素直さが伝わるライブでした。先日の幕張公演とは本編のセトリは一緒で、体制が違うライブでしたが、結果的にはエビ中らしさの引き継ぎのような意味合いができて、良かったなと。
3人が転校したあとに新メンバーが本格的に加入する、という形になると、どうしても「メンバーの入れ替え」という印象が強くなってしまい、新メンバーは最初からプレッシャーと十字架を背負うことになり、それはメンバーにとってもファンにとってもよくないんじゃないかと思います。もちろん、そういう一面も間違いなくありますが、誰かの代わり、誰かの役割を求めるのは、エビ中の未来を狭めることになると個人的には思います。
ももクロからあかりんが抜けたときとは別の、エビ中らしい変化やスイッチの入り方が見られて、個人的には自分の好きなエビ中らしさは全く損なわれてなかったので、ちょっと安心できたライブでした。みんなでひとつの目標に向かって一丸になって頑張る、というより、入ってくるメンバーにも、転校していくメンバーにも優しさを持って接して、みんなで支え合って歩いていくのが、エビ中らしいなと。
うがった見方かもしれませんが、ぁぃぁぃが新しいキャッチフレーズに、なっちゃんの自己紹介にある「マジカル」という言葉を使っているところにも泣けてくるし、瑞季のパートを歌う真山も、ものすごく大切に歌っているのが伝わってきて、なんだかめちゃくちゃ感動しました。「Luck To The Future」というタイトル通り、エビ中の未来が感じられるライブで、今後のエビ中がますます楽しみになりました。でも、武道館では絶対に泣くだろうなぁ。