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2017年12月13日 真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ」@マイナビBLITZ赤坂


真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ」
2017年12月13日
マイナビBLITZ赤坂

 真山りかさんの生誕ソロライブに行ってきました。備忘録として、MCなどを中心に書き留めておきます。

 18:30過ぎに会場に着くと、真山さんがラジオ風に質問に答えていく動画が、すでにスクリーンに流れている。真山さんが1人で質問を読み、それに答えるという形式。

Q「写真集を出すとしたら、撮影場所はどこで、どんなコンセプトの作品にしたいですか?」
真山「マカオ。アジア圏がいいなぁ。そこの民族衣装を着たり、砂浜があるようなところだったら、トレーニングウェアを着て走ってるとか、健康的な写真集にしたいですね!」
Q「21歳の抱負は?」
真山「とにかく頑張る! たくさん、お仕事がしたい!」
Q「今ハマっている漫画の好きなシーンを朗読してほしいです。」
真山「最近は少女漫画ばっかり読んでるんですけど、特に好きな少女漫画が『椿町ロンリープラネット』っていう作品です。」(このあと真山さんがこの漫画のセリフの一部を朗読。)
Q「ミュ〜コミ+プラスで共演している吉田尚記さんはどんな人ですか?」
真山「お父さんみたい(笑) 話してる人と同じ目線で話してくださるので、とても話しやすいです。」
Q「最近、真山さんがこの人、私のこと大好きだなと思った人は?」
真山「柏木ひなたです(笑)」
Q「真山さんがご飯を食べているときの、もぐもぐしているほっぺが大好きです! それだけ伝えたかったです!」
真山「ありがとうございます! これ、メイクさんにも言われた!」
Q「同い年のあーりんは、真山さんにとってどんな存在ですか?」
真山「二十歳になってから、あーりんさんと2回ご飯を食べに行きまして、スタダのアイドルの中で唯一の同い年だから、今までは近くて遠い存在だったの。でも最近なかよくさせていただいて、話せるようになって、先輩なんですけど友達みたいな感じがします。」
Q「人生を変えたアニメは?」
真山「銀魂です!」
Q「最近言われて嬉しかったことは?」
真山「おしゃれになったね、が一番嬉しかったです(笑)」
Q「長年、出席番号が3番だから3が好きなんだろうなと思っていますが、本当に好きな数字はなんですか?」
真山「1番です! みんなの1番になりたいんだもん、真山。」

 質問に答え終わると、秋田弁のラジオ体操が流れ始め、その音に合わせてラジオ体操をする真山さん。ラジオ体操の映像が最後までは行かずに途切れ、場内に注意事項のアナウンスが流れる。この声を担当しているのも、真山さん自身。

 定刻の19:00になると客電が落ち、会場内は紫のペンライト1色。そして、いつものようにebitureのチャイム音が流れ始める。が、テンポがいつもより遅く、テープやレコードの回転数を落として再生させたようなサウンド。さらに、チャイム音のあとには、オリジナル音源とは違う打ち込みのビートが入っていて、EDM的なサウンドにリミックスされたバージョンのようだ。そんななか、真山さんがステージに登場。

 EDM的なebitureと真山さんの登場で、一気にテンションが上がり、ざわつく会場。そんな空気のなか、アカペラで「私立恵比寿中学の日常(Epilogue)」と「蛍の光(Demo)」を、それぞれ数フレーズずつ歌う。パーティー的な空気が、一転してシリアスな雰囲気に。そして、2曲目は「春の嵐」。会場は熱を帯びつつ、音楽への集中力が高まっているのが分かる。わずか数曲で、ライブを自分のペースに持っていき、完全にコントロールしている。その演出力も素晴らしいが、それを実行できるパフォーマンス力も凄い。

 3曲目は「シンガロン・シンガソン」。シリアスなロック・チューンといった趣の「春の嵐」からは、また雰囲気が変わって、会場はカラフルで楽しい雰囲気に。言うまでもなく真山さんが1人で歌って踊るので、サビや間奏の振り付けは大変そうだ。しかし、オーディエンスがメンバーの不足を補うように振りコピをするので、場の一体感はより高まっていった。真山さんのペースに、オーディエンスも馴染んできて、一緒にライブを作り上げている感覚が、ひしひしと感じられる。こういう空気の変化まで思い描いてセットリストを考えているのだとしたら、真山さんは本当に凄い!

 「シンガロン・シンガソン」後にはMC。
 「最初のパリピノリ、びっくりしたっしょ? これね、パリピにアレンジしたいって言ったら、さつき が てんこもり氏がミックスしてくれて、今回はさつき が てんこもりMIXのebitureというかmayatureを、お届けしました。みんなノレるのかなぁと思ったけど、意外とノレなかったね(笑) ライブハウスだからやってみようかなと思ったけど、やっぱりさ、私たち日陰のものだから慣れないんだよ! 今日も学校とか仕事終わってから、社会つまんねぇなぁと思って、真山に早く会いてぇなぁと思って、皆さん来てくれたんでしょ? 同じように真山も、お仕事すごい楽しいんだけど、時々どうしても気分が沈んでしまうことってあるんですよ。ありますよね? 私、音楽がすっごい好きなのね! だから、音楽にすごく力をもらうんですよ。次の曲はカバーをさせてもらうんですけど、私がこの夏、すーごい、すーごい、すーごい勇気をもらった曲を歌いたいと思います。」

 上記のMCに続いて4曲目に披露されたのは、LiSAさんのカバーで「だってアタシのヒーロー。」。この曲を初めて聴くオーディエンスもそれなりにいたと思うが、真山さんが勇気をもらった曲と紹介してくれたので、真山さんの歌を通して、自然と楽曲のメッセージが会場内に広がっていくようだった。5曲目は「君のままで」。4曲目から続いて、メッセージ性の強い楽曲が並ぶ。2曲ともBPMの近いロックなアレンジの曲なので、オーディエンスのノリも良い。「君のままで」は、力を抜いたように高音を伸びやかに出す安本さんの歌唱も素晴らしいが、真山さんの絞り出すようなロック・テイストの歌唱法もまた良かった。

 「君のままで」後のMC。
 「今年一年、曲に支えられて生きてきたなぁって、すごい感じていて、だから歌いたかったんです「だってアタシのヒーロー。」。この曲は『僕のヒーローアカデミア』っていうアニメのエンディングテーマになってるんだけど、珍しくアニメを観て好きになった曲じゃなくて、たまたまラジオで流れてきて、ああ、いい曲だなぁって好きになった曲です。みんなアニソン、カバーしろみたいな空気を出してくるからさぁ(笑)、一応アニソンだしと思って、歌わせていただきました。」
 「今日は見知った顔が多くて、そりゃそうなんですよ「まやまにあ」ですからね。でも私、思うんですよね、真山推しじゃない人も多いよな…だから、次の曲は自分の心に素直になって、そろそろ紫に染まんなくてもいいんじゃないの? みんな自分のカラーを持ってるんでしょ? それを小豆のように選別していきたいと思います! みんな、ペンライト好きな色にしろよ!」

 上記のような真山さんの煽りから、6曲目は「サドンデス」。真山さんの煽り通り、一部の人はペンライトを紫以外の色にしている。曲が始まると、もちろん真山さんが1人で歌唱していくのだが、元々のパート担当のメンバーに似せようとしているのか、次々と声色を変えて歌っていく。こんなところからも、真山さんのボーカリストとしての引き出しが、確実に増えているのが垣間見える。

 サビ前には「この曲のサビに関しては私がビーナスだぁー!と言いながら、皆さん他の色ついてますよね。よーし、わかった! じゃあ今日は君と私で勝負だぁー!」と真山さんが絶叫し、ダンス・サドンデスへ。「いつも最初に負けちゃう彩ちゃん、可愛いよー! 安本推しアウト!」「ぁーぃぁぃ、ぁぃぁぃぁぃぁぃ! 廣田推しアウト!」など、次々と各メンバー推しがアウトになっていく。そのなかには「りななんもりったん! 松野推しアウト!」と、松野さんも含まれている。また、アウトになる時は照明もそのメンバーカラーになり、スクリーンには各メンバーのグッズを身につけた真山さんが映るのだが、髪型も各メンバーを意識したものになっていた。

 最終的に真山さんも倒れ「そうだ、忘れていた。私はいつも目の前にいる人たちに愛されている。それを誰推しだなんだ、細かいことにばかり気を取られているなんて、なんてバカだったんだ。いつだって私のためにかけつけてくれる。大きな愛を伝えてくれる。そんなみんなに伝えたい言葉は…みんな大好きー!」と叫び、曲はクライマックスへ。

 その後は、7曲目「Shen-Shen Passion Night」、8曲目「PURPLE LOVE」と続く。「PURPLE LOVE」の間奏部分では、くまのぬいぐるみを次々と客席に投げ入れていく。「PURPLE LOVE」が終わると、照明が消え、スクリーンに「まやまさんぽ 長崎編」が流れ始める。この映像は、一人称視点で撮影されていて、オーディエンスが真山さんと長崎を散歩している気分になれるものだった。

 「まやまさんぽ」が終わると、衣装替えを終えた真山さんが再びステージへ。9曲目は「39クラブ」。この曲はテレビドラマ『下北沢ダイハード』で、夏帆さん演じるジャニスが歌った曲で、その歌声を真山さんが担当していた。スクリーンにも、ドラマの映像が映し出されていた。

 10曲目は「老醜ブレイカー」。9曲目に続き、それぞれオールド・ロックとジャズのテイストを含んだ、大人っぽい曲。11曲目「イー・アル・サディスティック」は、『ミッドナイトキョンシー』 の主題歌であるということもあり、EDM的なサウンドを持ちつつ、異国情緒を感じる曲。このブロックは、大人な雰囲気の曲を集めたということだろうか。そして、12曲目は「Thanks! Merry Christmas K」。最初は意外な並びのブロックかと思ったが、「大人」や「夜」を感じさせる曲を続け、クリスマスの楽しい雰囲気に繋げてくる流れはとても自然で、見事な空気の作り方だ。

 「Thanks! Merry Christmas K」後のMC。
 「今日、埼玉でももクリやってんのよね。だから、私の推しメンの紫の方から「返信いいから、ライブ頑張ってね!」みたいなLINEが届きまして、こっちの紫も頑張ります~って返しました。」
 「(床に置いてあるドリンクを飲んだ後に) そうそう、2種類あって、スポーツドリンクと水! これをみんなは後でレポするんだよね?」
 「今年は数々の別れがありまして、これから控えてる別れもあるじゃないですか? 昔の私だったら、お別れすることが寂しすぎて、寂しさが怒りに変わっちゃうタイプだったんですよね。でも、さよならが言えることって、とっても幸せなんだなと、今年すごく感じて、だからこの曲が今年の私の課題だったというか、なんというか。上手にばいばい言えたなぁって、言えてないこともあったんですけど、言えたなぁっていう1年だったと思います。もう皆さん、なんの曲やるかわかってますよね?笑」

 13曲目は「さよならばいばいまたあした」。真山さんのMCで、会場はあたたかく、優しい雰囲気に。曲自体のテンポがゆったりしているということもあるが、オーディエンスも歌と言葉をじっくり聴こうというテンションになっている。真山さんも、心をこめて、大切に歌い上げていく。

 本編ラストの14曲目は「Liar Mask」。ライブで久しぶりに聴くことができたが、曲中に3拍子と4拍子が切り替わるなど、1曲のなかで様々な表情を見せる楽曲だ。この曲が発売された当時よりも、真山さんの歌唱力と表現力が向上しているのが、はっきりとわかるパフォーマンスだった。

 アンコールでは「蜃気楼」と「ポップコーントーン」の2曲を披露。「ポップコーントーン」を歌い終えると、「ひぇ~~。ひぇ~~。終わってしまった。いやぁ、ほんとにほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだ~じゃなくて(笑)、ほんとぉーに、ほんとぉーに、こんな平日のど真ん中にかけつけてくれて、ジェットコースターのようなライブを一緒に盛り上がってくださって、ほーーんとーーに、(マイクを使わず)ありがとうございます!」と挨拶。さらに、感謝の言葉、1月の武道館公演などについて語る。真山さんが話している間、BGMとして「シンガロン・シンガソン」が流れていたのだが、話が終わるタイミングでちょうど曲も最後の部分に。そのため、真山さんはその部分の振り付けをして、最後の決めポーズをしてから退場。こういう機転がきくところも、真山さんの魅力だ。

 真山さんが退場すると、開演前に流れていた秋田弁のラジオ体操の続きが、スクリーンに流れ始める。ラジオ体操が終わり、今日のライブは終了。開演前から、終演まで、真山さん自身の言葉を借りると「ジェットコースターのような」、それでいてきれいに流れがつながった素晴らしいライブだった。

 僕は何回か涙が溢れてきてしょうがないときがあったのですが、1回は「サドンデス」にちゃんと松野さんも入っていたところ、もう1回は「さよならばいばいまたあした」の前のMCです。あと何回か、真山さんのひたむきさと誠実さに、なぜだか涙が溢れてくることがありました。「ひたむきさで世界を変えるのが僕の夢」とはよく言ったもので、真山さんの人柄とパフォーマンスに、とにかく感動した、本当に素晴らしいライブ。


真山りか生誕ソロライブ「まやまにあ」
2017年12月13日
マイナビBLITZ赤坂

01. 私立恵比寿中学の日常(Epilogue):蛍の光(Demo)
02. 春の嵐
03. シンガロン・シンガソン
04. だってアタシのヒーロー。(LiSAカバー)
05. 君のままで
06. サドンデス
07. Shen-Shen Passion Night
08. PURPLE LOVE
09. 39クラブ
10. 老醜ブレイカー
11. イー・アル・サディスティック
12. Thanks! Merry Christmas K
13. さよならばいばいまたあした
14. Liar Mask
アンコール
EN1. 蜃気楼
EN2. ポップコーントーン





2017年11月18日 私立恵比寿中学トークショー第7部 真山りか&廣田あいか@日本工学院専門学校


2017年11月18日(土)
私立恵比寿中学
11th Single『シンガロン・シンガソン』発売記念トークショー
第7部 真山りか・廣田あいか
日本工学院専門学校

 シンガロン・シンガソンの発売記念トークショー東京会場の第7部、真山さん・廣田さんの回のレポです。かぎかっこ内は本人の発言、それ以外は状況説明と、話の要旨をまとめたものです。言葉使いや話の順番など、実際とは異なる部分もあろうかと思いますが、僕個人の記憶に頼っているものですので、何卒ご了承ください。

新・青春そのもの
 開場後、ステージ上のスクリーンには「真山りか&廣田あいか トークショー」と表示されている。定刻の18:00になり、真山さんと廣田さんがステージへ。BGMは『新・青春そのもの』。

廣田「みなさんね、私たちの名前はここに書いてあるとおり…」
と言いながら後ろを振り向くが、さっきまで表示されていたスクリーンが消えているので、場内爆笑。このあと「真山りか&廣田あいか トークショー」と再び表示される。
廣田「私たちの名前は分かると思うんで、自己紹介してると20分がムダになっちゃうと思うんで、省略しましょ。で、今流れてる曲は、みなさん知ってるか知らないかわからないんですけど、新・青春そのものです。私が転校するまでに、どうにか一緒に踊りたいって真山が言ってるんですけど、やるチャンスがなさそう。」
会場からは「えーーーー!」の声。
廣田「えーーじゃないでしょ! 普通にみんなそう思ってるでしょ!」
真山「1月4日以降、カラオケ行って歌お!」

トーク・テーマ
廣田「トークの内容を決めてなくて。」
真山「1部は安本さんと小林さんが、お題を書いた紙を各自で用紙してたんだよね。それを、まだ残ってたからスタッフさんに持ってきてもうおうと思って。」
廣田「じゃあ、呼ぼうスタッフさん。」
真山・廣田「スタッフさーーん!」
「はーーい!」という返事と共に、会場後方から、安本さんが走ってきて、2人に1部で使ったお題を書いた紙を渡す。ここから、お題を書いた紙をひとつずつ引いて、そのお題についてトークをしていく。

自分が思う女子力の定義
真山「よく巷で言う女子力ってさ、料理ができる、いつでもネイルしてる、なんかフローラルな香りがする、洗濯ができるとかさ、家事! 家事じゃん!? それって女子がやってるから女子力って言ってるだけで、生活力じゃん! だから、誰が考えたの、この女子力?」
廣田「まず女子じゃないよね。女性力だよね。女子力ってものが、漠然としてるってことだね。みなさん、どう思いますか女子力って。男子は、女子力高い女子の方がいいの?」
客席からは、全く反応なし。
廣田「ああ、そうでもないか。だから、エビ中来てんだ!」
客席は爆笑。

 真山さんが、こないだラジオで吉田尚記さんに会ったときに、ものを取るときの仕草にも女性らしさがあらわれる、エビ中は女性って感じがしないね、と言われた話をする。
廣田「そういう仕草を気にせずできるっていうのが、女子力が高いっていうことなのかな、と私は思うけどね。もう私たちは根本的に、女子力の種が無いんだと思う。育てるものじゃないというか…」
真山「なるほどね。なーんにも無い、土なんだ私たち(笑)」

最近、発見したこと
真山「こないだ、田村ゆかりさんのライブチケット発券しました。」
客席から拍手。
廣田「あー! 発券ね。発行したってことね!」
真山「うまいだろー!」
廣田「先輩さすがっす。」
真山「なにかあります?」
廣田「いや~、なんだろう。あ、でもやっぱり、真山は”りーちゃん”って呼ぶと照れることですかね。」

憧れのデート・シチュエーション
真山「これに対しては、ぁぃぁぃ言いたいことあるんでしょ?」
廣田「デート・シチュエーションがどうだろうと、好きか嫌いかだと思うんだよね。なにげない学校でも、好きな人と一緒だったら素敵なものに見えるって、よくあるじゃん漫画とかで。でも、そういうのが無かったら、ただの学校じゃん。だから、シチュエーションにごまかされちゃダメだよって思う。シチュエーション詐欺は良くない! だから、真山さんと一緒に今トークショーやれて、真山さんとだから、素敵な時間ですよ!」
真山「ぁぃぁぃとだったら、どこでもなんでも話せると思う。」
ここで、ステージ上の2人に、あと10分という表示が出たとのこと。
廣田「あと10分! いつもは5分で出してもらってるらしいんですけど、うちら5分じゃまとめられないから、10分にしてもらいました。」

当たり目
廣田「当たり目は、質問を聞いていいっていうことらしいんですよ。」
真山「そう、来てくださってる方の中から。」
廣田「なにかありますか、質問。どうしよ、どうしよ、え、まやちゃん、どうする?」
真山「私はまだまだ何年も選ぶことができるから。(ぁぃぁぃは)リミットがある!」
悩みながら、廣田さんが1人を指名する。

質問1「どうやったら、身長伸びますか?」
廣田「真山さん! どうやったら身長伸びるかだって!」
真山「(履いている厚底の靴を指しながら)これで聞く? あ、伸びる伸びる! これ履きゃいいんだよ! 身長がコンプレックスだったら、ものすごいちっちゃい、1cmぐらいの彼女を作るか、それか厚底を履いて伸ばすしかないんじゃない? あと、よく寝る!」

質問2「お互いの好きな髪型は?」
真山「パンダしゃんのやつ。お団子ふたつのやつ。のばして、引田天功さんがやるようなやつ。」
廣田「引田天功さんか、私かって感じ?」
真山「あれ似合う人なかなかいないよ。かわいい。」
廣田「じゃあ、またやります。ありがとうございます。真山の好きな髪形いっぱいあるんだけど、ファミリーもそうだと思うけど、ポニーテールを見ることが多いから、私服のときは胸キュンなのかなって。」
真山「ギャップ萌え!」

庶民派トーク
真山「庶民派トークじゃなくて、私たちはすでに庶民なんだって!」
廣田「そう、だから逆にセレブ・トークできんのかっていう、お題へのダメ出し。だって、どう頑張っても庶民になっちゃうんだから。」
真山「そうだよ、20時ぐらいにスーパーに行って、半額になってるフルーツとか買ってるんだから。」
廣田「わかる、わかる! 私もスーパーがすごい好きで、ひまつぶしってみんなカフェに行ったりするじゃん。私は時間が空くとスーパー歩いて、ひまつぶししてる。商品が並んでるの見るの大好き。これ庶民派?」
真山「庶民派っていうか、コレクターとかそういう感じなのかな。きれいに並べられてるのが、すばらしいみたいな。」
廣田「A型なんだなって思うんですよ、そういうところ。A型って並べるの好きじゃない? おにぎりとかバラバラに並んでるの絶対イヤなの。ツナマヨ、ツナマヨ、鮭、鮭みたいなの全部並べたいの! 庶民派とはズレるけど、2人ともA型だから。」
真山「私は縦派。コンビニみたいに梅だったら梅で、縦並びにしたい!」
廣田「ほかになにかA型っぽいこと。私たちの共通点、A型と喋るしかないんだよ!」
真山「でも、仲良くやってるよね。」
廣田「多分、わかるんだよ。どのくらいお互いが面倒くさいかっていうのがわかる。」
真山「ちょっと面倒くさい人が多いよね(笑)」
廣田「そうなの。でも、面倒くさいのがわかってるから、自重するよね。A型ってそれをわかってるから、話しやすいっていうのはあるよね。」
真山「お互い触れないところは触れないしね。」
廣田「触れないしー、どこまで喋っていいかとか。けっこう喋っちゃったけど、大丈夫かな?」
真山「まぁ、いいんじゃない。(見に来ているのは)よくわかってくれてる人たちだし。」
廣田「そうだね。A型の人ってどれくらいいるんですか?」
客席の多数が手を挙げる。
廣田「言うよね、推しに似るって!」

まとめ
廣田「もう終わりだって!」
真山・オーディエンス「えーーーーー!」
廣田「あー、ダジャレだ! えーーー!」
なにかのツボにはまったようで、廣田さんの引き笑いがしばらく止まらない。
廣田「本日のトークショー、これで終わりということで。」
真山「40分ぐらいやりたかったね。」
廣田「ほんとだよ、倍できたけど、足りないぐらいがちょうどいいんじゃないですか。」
2人の後ろのスクリーンには「真山りか&廣田あいか トークショー」と表示されている。「真山りか」は紫の文字、「廣田あいか」は黄緑の文字、「トークショー」は赤い文字。
真山「これさぁ、(エヴァの)初号機と弐号機のカラーだよね(笑)」
廣田「じゃあ、キリがないんで帰ります。」
真山「今日はトークショーに来て下さったみなさん、本当に…」
真山・廣田「ありがとうございました!」

個人的な感想
 この2人なら、次々と言葉が溢れ出てくるだろうな、と思っていましたが、予想以上に密度の高い20分間。本当に事前に話す内容を決めていなかったようで、ラジオやライブのMCよりも自由で、そのぶん2人の素の関係性が見えた気がします。廣田さんが自由にぽんぽんと喋り、真山さんが的確なところで締める、という感じで信頼し合っているのが自然と伝わりました。前から分かっていたことだけど、廣田さんは本当に頭の回転が早い人ですね。

 あと個人的にグッときたのは、「当たり目」を引いて客席から質問者を選ぶときに、真山さんが「私はあと何年も選べるから」と言って廣田さんに選んでもらったところ。現時点では、あと何年もエビ中にいるつもりなんですね。こういう言葉に安心してしまう。





2017年11月18日 私立恵比寿中学トークショー第4部 真山りか@日本工学院専門学校


2017年11月18日(土)
私立恵比寿中学
11th Single『シンガロン・シンガソン』発売記念トークショー
第4部 真山りか
日本工学院専門学校

 シンガロン・シンガソンの発売記念トークショーに行ってきました。第4部の真山さんの回と、第7部の真山さん・廣田さんの回に参加しましたので、備忘録としてまず第4部の内容を書き留めておきます。話の順番や言い回しなど、実際と異なる部分もあろうかと思いますが、ご了承ください。かぎかっこ内は、本人がこんな感じで喋ってたよというのを直接話法で書いています。それ以外は話の要旨を僕なりにまとめたものです。

イントロダクション
 ステージ上には、椅子と演台のようなテーブルがセッティングされている。テーブルの上には、ペットボトルの水。定刻の15:30になると、iPadを持った真山りかさんがステージへ。iPadを、カバーを使ってテーブルにセッティングしようとするが、なかなかうまくいかずペットボトルを倒してしまう。

 「みなさん、こんにちはー! 胸が高鳴る5文字は?と聞かれたら、アニメイトと答えます、真山でーす! お願いしまーす!」

 「昨日は池袋、今日は秋葉原のアニメイトに行ってきました。一昨日は桜エビ~ずのライブで秋葉原に行ったときにアニメイトにも寄って、そのあと友達とご飯を食べるために池袋に行ってるんで、秋葉原、池袋、池袋、秋葉原!」

 「(今日の会場が)蒲田だから、シン・ゴジラの話をしようかなと思ってたんですけど、観てない人はつまらないかなと思うし、こういうトークショーに来てくれる人は、かなり真山に対してマニアックな人が来てくれてるんだなと思って。あっ! 「マニアック」、「シンゴジラ」、5文字なので、5文字をキーワードに芯がない話をしようと思います。」

田村ゆかりさんの話
 「”た、むら、ゆ、か、り”さんの話をしたいと思います。今、6文字と思ったでしょ? 漢字で書くと5文字ですから! この中で9月26日、27日の横浜アリーナでのライブ行った人どれぐらいいる? 手挙げて! (客席から5人挙手)」

 「私の私生活、5分の2ぐらいポケモンで、残りの5分の3は田村ゆかりさんで占められてる。私の私生活の話をしようと思って、だから田村ゆかりさんの話をしたいと思います。」

 「みんな、このあとレポとか載せるんでしょ? 「ツイッター」で。これも5文字。ハッシュタグは「田村ゆかり」でお願いします。」

 9月26日と27日、お休みをもらって田村ゆかりさんのライブに行ってきた。1曲目から半分ぐらいまで、会えた感動でずっと泣いていた。エビ中のライブでも泣いてくれる女の子がいて、とても嬉しいけど、嘘だろーと思っていたが、会えた喜びで涙が出るということがわかった。

 2日間とも事件があった。1日目は、開演前にカフェに行ってパスタを食べていると、隣の席の田村ゆかりさんファンの女子2人組が真山のことを話していた。会話を聞いてみると「真山は昔から、ゆかりさんの事が好きで、今日のライブに花を出している。めっちゃ努力して、ここまで来たのが凄い! ゆかりさんと真山が仲良くしているのは嬉しい」というような内容。女子2人組に気づいてもらおうと、わざと咳き込んだりしたが、最後まで気づかれず。

 「ある意味、胸は高鳴りました。いつ気づくかなっ?……気づかなかった…」

 2日目は、自分でお金を出してチケットを購入していたが、田村ゆかりさんがライブに招待してくれて、関係者席で観ることができた。

 「という話をしていたら、(ストップウォッチが)もう14分になっていました。ここまでは5文字のキーワードで、私の胸が高鳴る話をしたんですけど、きっと皆さんの胸が高鳴ることって”レスポンス”だと思うんですね。コールがなければレスポンスができないので、これから手を挙げてもらって、指名した人にコールしてもらって、私がそれに対してレスポンスをしていきたいと思います。5文字のキーワードで考えてください!」

コール&レスポンス
 数人が挙手し、真山が「私、女の子には優しいんだー!」と言って女性1人を指名。ステージを降りて、その人の近くまで行く。指名された方があげたキーワードは「サイドエム」(SideM)。

 「サイドエム! 皆さんなんのことかなと思いますよね。アイドルマスターというゲームがあるんですけど、それの男の子版です。なんで君、こんなみんなが分からないキーワードを選んだんだ(笑) これはね、声優現場でしか伝わらないんだよ!笑」

 「また、女の子がいるんだけど、でもさっき女の子あてたから、今度は男の子にしよ。」と言って、2人目に男性を指名。2人目の方からのキーワードは「おそ松さん」。

 「おそ松さん、今2期放送中なんですけど、私の推しはもちろん一松! 4文字! いや〜、かわいいんですよ一松。私、自分でいうのもあれだけどさ、闇属性じゃん? やっぱり闇がある人って、闇にひかれるんだなと思って。けっこう、私推しメン紫多いな。」

 おそ松さんの話から、アニメイトに行ってグッズを買った話。そこから、グッズを保管するか、実際に使うか、という話へ。真山は買ったグッズをあまり使わないとのこと。オーディエンスに向かってグッズを使うかどうか聞いてみると、「使う」という声が多い。

 作ってほしいグッズがあるかオーディエンスに意見を求めると、1人目の方は「カメラバッグ」、2人目の方は「キャップ」と発言。

 「カメラバッグ!? ああ、確かに私もキャラクターのカメラバッグがあったら使ってしまうかも。他は? キャップ!? キャップはなぁ、来年のグッズなににしようかって考えてたんですけど…」というところでシンガロン・シンガソンが流れ始める。

 「これが始まったということは、いま私のストップウォッチでは19分49秒なんですけど、もう20分経ったということですね。なんにもまとまってないんですけど、”ガロンソン”が流れたので、みなさんに”ありがとう”を伝えて締めたいと思います。」

 iPadを持っていたら「(おそらくスタッフに)スティーヴ・ジョブズだ、さすが真山さ〜ん」みたいに言われたが、実際はとても緊張していて思うように話がまとまらなかったこと、自分の世界を少しでも皆さんに知ってもらえて、真山って面白い!と思ってもらえたらいい、ということを話して終了となりました。

 どこかで、「私立恵比寿中学 放送部」のメインパーソナリティをやらせてもらっているという話もしていて、その経験が活きているのか、ご本人は「まとまりが無い」と言っていたけど、それぞれの話に原因と結果があり、真山さんの真面目さとサービス精神が伝わる、とても聞きやすいトークショーでした。