2014年4月26日 ももいろクローバーZ@西武ドーム


2014年4月26日 (土)
ももいろクローバーZ
西武ドーム
第2回 公式ファンクラブANGEL EYES限定イベント
誰でもカモ~ン!~ただし、ホワイトベレーの方に限ります♡~
「俺が土曜日」

セットリスト
1, 空のカーテン
2, Z女戦争
3, 宙飛ぶ!お座敷列車
4, 仮想ディストピア
5, キミノアト
6, 走れ!
7, 堂々平和宣言
8, いつか君が
9, サラバ、愛しき悲しみたちよ
10, 泣いてもいいんだよ
11, 行くぜっ!怪盗少女
12, 灰とダイヤモンド
13, ツヨクツヨク
アンコール
14, My Dear Fellow
15, 鋼の意志
16, いい湯だな

 AEイベント2日目。この日も開演30分前ぐらいに、会場内に「だって あーりんなんだもーん☆」が流れ、車イスに乗ったあーりんと川上さんがステージへ。あーりんと川上さんのトークショーが始まります。今日のタイトル「俺が土曜日」。土曜日は翌日は休みだし、朝からテレビを見ることが多いとメンバーで盛り上がって、テレビと土曜っぽさをテーマにした公演とのこと。

 トークショーの後は、推され隊の2人による注意事項の影ナレ。杏果の滑舌はいつも通りでしたが、2人とも漢字の読み方を確認しながら読むところがあり、会場に笑いが起こり和やかな雰囲気になりました。

 ライブは1日目と同じく茶番からスタート。鳥のさえずりの効果音が流れる中、パズーっぽい衣装を着てトランペットを吹く(真似をする)夏菜子。ステージ上には、目覚まし時計になった杏果、布団で寝ているしおりんとナスの着ぐるみのれにちゃん。あーりんはお姫様衣装で、車イスに座っています。杏果が「ジリン、ジリン、ジリン、ジリン! 5時30分! 5時30分!」と言い、寝ていたしおりんが起きます。ナスの着ぐるみを着たれにちゃんは寝たまま。
 玉井「なんて素敵な朝なんでしょう! だって今日は素敵な土曜日。平日は慌ただしいし、日曜日はどんどん寂しくなっちゃうもの。だから大好き土曜日! だから叫ぼう! 嬉しいから叫ぼう! 土曜日、最高〜!」
 百田「おはよう。あれっ、お姉ちゃん早いね。」
 玉井「だって、今日は土曜日でしょ。なんて世界が輝いて見えるの? 何気ない日常の風景も輝いて見えるの! こんなに目が離れた目覚ましも、突然のアクシデントでいじりようのないお姫様も、朝の光を浴びて輝いて見えるの!早くナスを起こしてきなさい!」
 百田「ほら、目覚まし。お前の仕事だろ。」
 有安「ジリン、ジリン、ジリン、ジリン! ジリン、ジリン、ジリン、ジリン! ご主人様、このナス全然起きません。」
 百田「お前、専門職だろ〜。」
 夏菜子が、暖めたタオルをれにちゃんの顔にあてますが、起きません。続いて、熱いおでんを口につけますが、やっぱり起きません。ここから、みんなで「おはよう!」と言ってれにちゃんを起こそうとします。しおりんが「おはよ、教室前 あの子の声いつもの顔…」と「空のカーテン」を無伴奏で歌い始め、1曲目の「空のカーテン」へ。昨日の「労働讃歌」と同じく、自然な流れで曲に繋がっていました。

 「空のカーテン」が終わると、茶番の続き。れにちゃんも起きて、みんなで朝ご飯という設定。朝ご飯として、青汁とレモンを混ぜたジュースを作ったということで、ゲームで誰が飲むかを決めます。「第1回 辞めたあの子も朝ドラ出演記念 今年も朝ドラ当たり年 こりゃ~NHKさまさまだな 素敵なじぇじぇじぇゲーム」と題して、あまちゃんのテーマソングに合わせてテーブルを回し、古屋さんが笛を吹いたら音とテーブルが止まり、自分の前にジュースがあった人はそれを飲み干しそのときの気持ちを叫ぶというもの。

 結果は夏菜子が飲む事に。相当まずかったようで、全部は飲み干せませんが、頑張って3秒間飲んだ後に「じぇじぇじぇ〜!」と叫び、2曲目の「Z女戦争」がスタート。「リンリン…」の部分を「じぇじぇじぇ」、「でっかい奴が現れた」を「でっかいウニが現れた」と変えたり、この日限りのバージョン。

 6曲目の「走れ!」のあとには、昨日に続いてかなこ先生のモノノフ合唱団のコーナー。2日目の今日は「静かな湖畔」。7曲目の「堂々平和宣言」のんちゃんとチームD+というダンサーチームと一緒にパフォーマンス。StudioD+というところに所属しているダンサーの方々のようです。ライブ最後のMCによると、かつてももクロはのんちゃんのお母さんにダンスを習ったことがあり、お父さんにはメイクをしてもらったことがあるとのこと。

 11曲目「行くぜっ!怪盗少女」の前に、MCZカウントダウンTVという完全にCDTVを意識した動画がスクリーンに映し出されました。ベニコ、キーコ、モモコ、グリコ、パーコというCGのキャラも出てきて、声はそれぞれ百田、玉井、佐々木、有安、高城が担当。CDTVさながらに「高城ソロが少ないランキング」を3位から発表。3位「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、2位「Chai Maxx」、1位「行くぜっ!怪盗少女」という結果。

 スクリーンにはそれぞれの曲毎に、れにちゃんのソロパートの文字数も映し出されましたが、1位の怪盗少女はなんと13文字! この流れで「行くぜっ!怪盗少女」が披露されました。れにちゃんはステージの上段に設置された玉座のようなデザインのイスに座り、れにちゃんのソロパートはスクリーンに字幕が出ました。

 続いて「有安 歌ってるときにきばってる曲ランキング」。3位「ニッポン笑顔百景」、2位「白い風」、1位「灰とダイヤモンド」。このランキングでは、その曲の最もきばって歌っている部分が、3回ぐらいずつ別ライブの映像で流されました。「灰とダイヤモンド」は曲後半の「砂にまかれても」の部分。

 ランキングの動画のあとに、「灰とダイヤモンド」を披露。先ほどのれにちゃんと同じく、杏果だけステージの上段に立ちます。そして、「砂にまかれても」の部分が近づくと、米俵を担ぎ始める杏果。「砂にまかれても」を熱唱すると、会場からは大歓声が起こりました。夏菜子は、米俵を持ってる杏果を見て、かなり笑ってました。

 アンコールでは、スクリーンに「土曜日だョ!全員集合」と映し出され、8時だョ!全員集合のオープニングBGMにのって登場。アンコール3曲目、この日最後の曲も「いい湯だな」の替え歌で、確かにテレビをテーマにした公演だったんだなと。昨日とは曲のかぶりもそれなりにありましたが、だいぶイメージの異なる公演でした。

 去年のAEイベのように、基本的にはセトリだけ決めて、あとはガッツリライブというのを期待してたんですが、今年はちょっと毛色が違うようです。でも、満足できないとか、良くなかったというわけじゃなくて、ここまで動員も増えて世間にも認知されてくると、なかなかこういうゆるい演出・企画をできる機会は限られてくるんで、内輪向けにゆるいもの、実験的なものを見せてくれるのもいいですね。昨日の「フライデーパラダイス」とか、普通のライブじゃさすがに流せないと思うんで(笑)





2014年4月25日 ももいろクローバーZ@西武ドーム


2014年4月25日 (金)
ももいろクローバーZ
西武ドーム
第2回 公式ファンクラブANGEL EYES限定イベント
誰でもカモ~ン!~ただし、ホワイトベレーの方に限ります♡~
「もも金18金疲れてるあたたへよく効く薬です」~ありがとう いい薬です~

セットリスト
1, 労働讃歌
2, 5 The POWER
3, オレンジノート
4, 仮想ディストピア
5, 春になったら (miwaさんのカバー)
6, 堂々平和宣言
7, いつか君が
8, サラバ、愛しき悲しみたちよ
9, 泣いてもいいんだよ
10, DNA狂詩曲
11, Chai Maxx
12, Z女戦争
13, スターダストセレナーデ
アンコール
14, My Dear Fellow
15, 鋼の意志
16, 僕らのセンチュリー

 AEイベント1日目。開演20分前ぐらいになると、「だって あーりんなんだもーん☆」が場内に流れ、アリーナ後方のサブステージ的なスペースに、車イスに乗ったあーりんが登場。お姫様のようなドレスを着ていて、車イスも玉座をイメージしたデザインで、タイヤもピンク。あーりんが登場すると、みんなピンクのペンライトを点けて、あっという間に西武ドームがピンクに染まりました。車イスに乗ったままトロッコ移動で場内を半周して、メインステージへ。

 川上さんも出てきて、2人でトークショーがスタート。まずはあーりんが、骨折して迷惑と心配をかけてしまったと謝罪。川上さんが「今年、国立しか踊ってないよね?」とツッコミ。続いてあーりんから、今回のイベントの趣旨とタイトルについて。昨年のAEイベは、5人それぞれがセットリストを考え、5公演でしたが、今回は3公演全て5人一緒に考えたとのこと。1日目のこの公演は、花金で仕事帰りの人が多いだろうということで、働いて帰ってきた人を癒そう、というコンセプト。

 あーりんが「今日、仕事帰りですか?」という質問に対してそこそこの人数が手を挙げ、次に「正直、サボってきた人?」と聞くとほとんどの人が手を挙げました。今日のタイトルの由来は、天使とジャンプの助監督が「ありがとう」と言うと、ももクロが「いい薬です」と返すのがお決まりになっていた事から。ライブ前の声出しとして、あーりんが「ありがとう!」と言い、みんなが「いい薬です!」と返すのをやりました。また、あーりんは怪我をして車イスに乗っているし、ライブ中に自分が煽るのはどうかな?と思っていたそうですが、れにちゃんが「高城がやるよ!」と申し出てくれたそうです。

 トークショーのあとに、ももたまいによる影ナレがあり、しばらくしてからライブがスタート。overtureからではなく、茶番から。ステージ上に労働讃歌の半袖のスーツを着たあーりん以外の4人が出てきて、「お疲れ様でしたー!」と言って仕事終わりの設定で会話が始まります。
 玉井「あー、腹減ったぁ。ねぇねぇ、なんか食べに行こうよ! 今日は花金だし。」
 百田「えっ? 上腕二頭筋?」
 有安「違うよ! 借金、借金!」
 高城「えっ、もも禁的な話? き、き、金!」
 ここでれにちゃんがしおりんを突き飛ばして、しおりんが水に落ちてしまう。さっきと同じ玉座風の車イスに座ったあーりんが登場。
 佐々木「下々の者たちよ。あなたが落としたのは、普通の玉ちゃんですか? それとも、金色の玉ちゃんですか?」
 4人「普通の玉ちゃんです!」
 佐々木「よろしい。正直者のあなた達には、どちらも差し上げよう!」
 百田「ゴールドの玉ちゃんも貰っちゃったし、遊ぼう!」
 ここで川上さんの声で「お前らなにやってんだよ! 金金、金金、玉ちゃん玉ちゃんって! ライブ盛り上げろよ! お前ら、働けーー!」
 という茶番から、1曲目の労働讃歌へ。ゆるい茶番だったんだけど、最後の川上さんの煽りまで自然な流れで、一気に会場が盛り上がりました。

 3曲目「オレンジノート」のあとに、「フライデーパラダイス」という謎の動画の上映。れにちゃんとヘアスタイリストのやり取りでしたが、言葉で説明するのがなんとも難しい。2人で会話をしながら、アナと雪の女王の「とびら開けて」(Love Is An Open Door)を歌いだすという内容でした。まぁ、わりとグダグダで、途中からはところどころ笑いが起こっていました。これは衣装替えのための時間だったらしく、映像が終わると、電飾が光る衣装に着替えたももクロがステージへ。

 百田「ちょっとだけいい? なに今の?」
 高城「今、裏でね、事故だねって言ってたの! 着替えながら、流れてる音とみんなの声を聞いてたんだけど、ひとつも笑いが起こってなかった。」
 玉井「最初の方は気を使って笑ってくれてたんだと思うんだけど、途中から”うーん、なんだこれ?”みたいな空気に。」
 高城「しかも、これいつ撮ったかっていうと、つい何時間か前のさっきだよ!」
 MCのあとには自己紹介がありました。

 4曲目の「仮想ディストピア」のあとには、「かなこ先生のモノノフ合唱団」と題して、かえるのうたを会場全員で歌うコーナー。会場を4つのブロックに分けて、それぞれあーりん、杏果、しおりん、れにちゃんがリーダーとなり、かえるのうたを輪唱しました。夏菜子は先生役で指揮者です。

 5曲目にmiwaさんの「春になったら」を披露。もしかしたら、miwa本人もゲストで出てくるんじゃないかと思いましたが、さすがにそれはなし。6曲目に「堂々平和宣言」、9曲目に「泣いてもいいんだよ」、14曲目に「My Dear Fellow」と、新曲も一通りやってくれました。「My Dear Fellow」は、ニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大投手の登場曲として使われていますが、「まっすぐ」「右手で勝ち取る」など野球にリンクする部分のある歌詞で、田中投手にも意見を聞いて作った曲とのことです。

 11曲目の「Chai Maxx」に入る煽りは、あーりんではなくれにちゃんが担当。開演前のトークショーでも触れられていましたが、れにちゃんがあーりんの代わりに煽ると、申し出てくれていたとのこと。でも、ステージ上のスクリーンに「高城れにが煽りますが、絶対反応しないでください」という文字が映し出され、れにちゃんがどれだけ煽っても、無反応の会場。

 あまりにも無反応な会場に対して、れにちゃんが「なんだこれはー!」「おかしいでしょ!」。いつも通り、あーりんが煽ることになり、今度は会場も煽りに応じて大歓声で、Chai Maxxへ。れにちゃん、あーりんのことを思って自分が煽ると申し出て、一生懸命煽っているのに、無反応でいなくちゃいけないのは、ネタとはいえ心が痛みました。

 3月の国立で、「笑顔の天下を取りたい」と宣言してから初のライブ。個人的には、今後のももクロの方向性を確かめる意味で、大きなライブだと思っています。国立競技場でのライブを成功させたことで、憧れの場所でライブをするという、一連のサイクル、物語が終わりました。

 ある意味では新たなスタート、基準点となるライブで、今後は今までよりもライブ外情報に頼らず、ライブのみが評価対象になるようなライブを目指すのか、あるいは意図的じゃなくとも新たなストーリーが生まれてくるのか、そのあたりがとても楽しみです。

 もちろん今までも、ライブのみで評価しても素晴らしいグループですが。この5人なら、なにかしらの物語、それに付属する感動が生まれる予感もしますし、個人的には今後も運営の意図を超えた奇跡を期待してるんですけどね。





2014年4月24日 エビ中サブ主総会@恵比寿 ザ・ガーデンホール


2014年4月24日 (木)
私立恵比寿中学
恵比寿 ザ・ガーデンホール
「エビ中サブ主総会」

 エビ中のファンクラブである秘密結社ブラックタイガーの会員限定イベント「エビ中サブ主総会」に行ってきました。会場に入ると、ステージ上に長テーブルが設置され、登壇者の名前の入った紙も貼られていて、思ったよりガッツリと株主総会の雰囲気。また、チケットが1会員1枚のみ、連席もできないシステムだったためか、開演前はあまり会話もなく、普段のライブとは違った空気感でした。平日だったので、仕事帰りであろうスーツ姿の人も多かったです。

 撮影が入っているとのアナウンスもあったので、ブラックタイガーの動画あたりにアップされるかもしれませんが、簡単にイベントの内容と感想を。タイトルの通り株主総会をイメージしたイベントで、エビ中のスタッフがステージに上がり、セクション毎にここまでの活動報告、今後の展望、質疑応答という流れで進んで行きました。

 登壇者は11名で、真ん中に藤井さん。藤井さんの右側に、マネージャーのみぞっち、ウッチー、ブラックタイガー担当の菅野さん、Smoochの山根さん、本多さん、左側に音楽担当の石崎さん、瀬戸さん、井上さん、演出の近藤キネオさん、松井さんの順に座っていました。最初に藤井さんが登壇者を1人ずつ紹介していきますが、松井さんだけは紹介されず。

 まずはレーベル担当者ということで、デフスターの井上さんからスタート。株主総会さながらに、資料をステージ上のスクリーンに映しながらのプレゼンでした。内容を順番に箇条書きにします。
・森さん異動、後任は森さんの1期後輩のイソアイさん。2人とも井上さんの紹介で登壇し、挨拶。
・井上さんから2013年の活動報告。シングル2枚、アルバム1枚、映像作品5タイトルをリリース。
・2014年度の運営全体のテーマはhospitality & quickly。レーベルとしては、これに加えてquality & value。皆さんに満足してもらえる作品作りを目指していきたい。
・バタフライエフェクトのMV上映。

続いて、楽曲担当の石崎さんと瀬戸さんのプレゼン。
・バタフライエフェクトのMVは、アイドルが誕生してからトップアイドルになるまでを、蝶が生まれてから飛び立つまでに置き換えて表現するというコンセプト。
・ヨーデル盤のジャケットは、蝶の一生を全身の動きで表現しようというアイデアから始まって、ああいうデザインになった。
・ロック・リー/大人はわかってくれないのブラジル盤のジャケットの話。ボボ・ブラジルの写真を使ったジャケットにしようと、許諾を得るためボボ・ブラジルの親族を探したが見つからなかった。

 エビ中のファンクラブ、ブラックタイガー担当の菅野さんのプレゼン。
・武道館公演を特集した会報を、5月中旬に発送予定。特別企画として、イチゴ狩りに行ってきた。参加メンバーは、裕乃さん、りななん、りったん。
・今後の目標はファンクラブイベントをやりたい。ブラックタイガーのゆるキャラで、ブレイクしたい。

 続いてグッズ担当Smooch。代表取締役の山根さんと、エビ中のグッズ担当の本多さん。
・初期のグッズ、エビ中バスと初代のペンライトを紹介。エビ中バスは事務所に1つだけ、ペンライトに関しては1本も残っていないので、持っている人はぜひ引き取らせてくださいとのこと。
・初代ペンライトは200本制作。当時はイベントなどで歌うとき、メンバーの人数に対してマイクの数が足りなかったので、マイクを持たないメンバーは代わりにペンライトを持っていた。
・エビポロは、ワニのマークのブランドと同じファクトリーで作られている。国産です。受注販売には、予想の4倍の申し込みがあった。
・メンバーの生誕グッズを制作開始。
・サブ主からの質問、1人目の方。iPhoneケース発売の予定はありますか? →考えておりますので、少々お待ちください。
・サブ主からの質問、2人目の方。ももクロのように、過去グッズの再販の予定はありますか? →山根さん個人としては、復刻したいと思っている。

 演出の近藤さんのプレゼン。時間が押していて、かなり持ち時間が短くなってしまったようですが、一番内容が濃いというか、しゃべりたいことが多くあるのが伝わってきました。
・昔から応援してくれてる人も、最近ファンになった人も混在しているけど、その人たち全員に楽しんでもらえるようなライブを目指している。
・武道館のオープニングムービーの裏話。最後の空撮のシーンの撮影日は、雨の予報。精密機械を使うので、一滴でも雨が降ると空撮用のヘリを飛ばすことができない。当日は雨が降ったり止んだりで、ちょうど晴れ間が出てきたときに、スタンバイしていたエビ中を外に出したら、いきなり雹が降ってきた。
・ツアードキュメンタリー作品、Everything Point 2の制作決定。

 最後はマネージャーチーム。
・まずはみぞっちが話し始めるけど、テンパッてうまく話せない。エビ中の現場に来ると、エビ中を好きになってくれる人が多いので、現場に来てもらって、好きになってもらって、エビ中を広めるのが目標。
・サブ主からの質問。生写真発売のスパンが短い。2部制のライブの時には、1部、2部それぞれの写真が出る。10代、20代の人には経済的に厳しいんじゃないか? →藤井さん「1部、2部やめます! 同じ日は同一の生写真にします。これはいま僕が決めました。それがイヤだっていう人もいるかもしれないから…いいかたちを考えたいと思うんで、少し時間をください。金沢のあとぐらいに発表します。」

 エビ中がステージに上がり、1人ずつ抱負を言った後に、バタフライエフェクトを披露。
 真山「楽屋で職員さんたちの話を聞いていて、本当に私たちは素敵な職員の方々に支えられているんだなと思いました。8人になって、青1人…これからもゆるく、ゆるくエビ中を引っぱっていけるように、精進してまいりますので、よろしくお願いします!」
 彩ちゃん「教育庁長官あらため、MC担当を頑張っていきたいと思います! 1より2の方が、面白いぜ!」
 ぁぃぁぃ「まだまだ不安もいっぱいあるんですが、この8人なら何でも乗り越えられる気がしています。いつか大きな花を咲かせて、みんなで笑顔で喜べるように、これからも前に進んでいきたいと思います。」
 みれいちゃん「8人で初めてのツアーになって、かほりこにとっては本当に初めてのツアーになるので、不安もあると思うんですけど、私たち6人がちゃんと支えて、いつか蝶のように大空へ羽ばたけるように頑張っていきたいと思います。」
 りななん「これから8人で行くツアーで、各地に行くんですけど、そこで美味しいものをいっぱい食べて、スタミナをつけて、絆も深めるように頑張っていきたいと思います。」
 ひなた「2代目ダンス部長として、ダンスだけじゃなく、歌もトークも成長して、これから8人で進んでいけたらいいなぁと思います。」
 ぽーちゃん「まだ、私とりこちゃんは分からないことだらけなんですけど、ダンスも歌もトークも、みんなについていけるように一生懸命がんばるので、応援よろしくお願いします。」
 りったん「これからもレッスンをがんばって、エビ中がもっといいグループになるよう必死についていきます。エイエイオー!」

 イベントに参加した感想としては、思ったより洗練されたイベントだったなと。前回の職員会議(自分はUSTを見ただけで、現地には行っていません)から比べると、あまり公式には言えない裏話をする、ファンと運営で意見を交換する要素は薄れて、文字どおり「総会」という感じで。正直、もうちょっと突っ込んだ話を聞きたかった気持ちもあるけど、プレゼン形式で情報が与えられるので、2時間があっという間で、イベントとしては楽しめました。

 運営のそれぞれの活動を、一度に聞ける場っていうのは他にないので、エビ中がどういう風に成り立っているのか、メンバー外、現場外も含めて見ることができたのは面白かった。個人的には真山が挨拶で「素敵な職員の方々に支えられている」って部分が最も印象的。運営も含めたチームとして、健康な状態なんでしょうね。

 アイドルって、外側に見えてこない部分にも複数のコンセプトが隠れていて、多くの人がそれぞれの思想・目標を持って関わっているから、思わぬ方向に行くこともあって、こういうところが本当に面白い。オペラは総合芸術と言われるけど、アイドルも現代の総合芸術だと、個人的には思っています。





2014年4月15日 私立恵比寿中学@日本武道館


2014年4月15日 (火)
私立恵比寿中学
日本武道館
「私立恵比寿中学 合同出発式~今、君がここにいる~」

セットリスト
1, エビ中一週間
2, サクラ・ゴーラウンド
3, ほぼブラジル
4, オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~
5, 禁断のカルマ
6, Another Day
7, I’m your MANAGER!!!
8, 頑張ってる途中
9, 結果オーライ
10, ザ・ティッシュ~とまらない青春~
11, 梅
12, 放課後ゲタ箱ロッケンローMX
13, 未確認中学生X
14, 使ってポートフォリオ
15, 誘惑したいや
16, 大人はわかってくれない
17, スターダストライト
18, またあえるかな
19, フレ!フレ!サイリウム
20, 約束
21, Dear Dear Dear
22, えびぞりダイアモンド!!
アンコール
23, Go! Go! Here We Go! ロック・リー
24, Lon de Don
25, 仮契約のシンデレラ
26, イッショウトモダチ
27, また明日

 エビ中の武道館公演「私立恵比寿中学 合同出発式~今、君がここにいる~」に行ってきました。結論から言うと最高でした。僕もエビ中にそれなりの思い入れがあって、このライブに行ったわけですが、正直どんなセトリで、どんなライブをしたとしても、悪いライブになりようのない状況ですよね。

 これを、エビ中を全く知らない人が見て、全体のライブとしてどう映るかは置いといて、少なくともエビ中に少しでも思い入れのある人だったら、なにかしら感じるところのあるライブのはず。言うまでもなく、瑞季、なっちゃん、裕乃さんの3人の転校公演。その意味があまりにも大きくて、なかなか客観的にライブを語るのは難しい。ので、自分の感じたことを書きます。

 前述したとおり、この日はセトリどうこうってライブじゃないなと。正直、「この曲やらないのかー」「これやるんなら、こっちが聴きたかったなぁ」って部分がなかったわけじゃないですが、どれもこの9人でやるのは最後だと思うと、どの曲も大切に思えてきて、大切に聴きました。

 20曲目「約束」のあとの、転校していく3人の挨拶。この部分は間違いなくライブのハイライトでしょう。3人とも、それぞれの誠実さの伝わる素晴らしい挨拶だった。ブラックタイガーの「学芸会レポート」に、3人の挨拶の全文が載ってます。

 まずはなっちゃんから。今にも泣きだしそうな震え声で、言葉を紡いでいくなっちゃん。ファミリーへの「なかなか素直にはなれなかったけど」って言葉が、個人的には一番刺さりました。メンバーの中で、しっかり者として認識されていたなっちゃんだけど、同時にいわゆるアイドル的な振る舞いを苦手にしていたのも事実です。ステージ上でも、握手会でも、自分の気持ちをうまくアイドル的に表現できないことに悩んでいたんだな。なっちゃんの性格からしたら、ファンのことを大切に思っていることはわかりきってるんだけど。だから、エビ中として最後のライブでの「素直にはなれなかった」という言葉には重みがあるし、なっちゃんの真面目さと誠実さが表れてます。

 裕乃さんの挨拶は、まず裕乃さんが冒頭からボロボロ泣き始めて、言葉に詰まってしまい、そのあとに続く言葉も正直な言葉で、今までで最も素の裕乃さんが見えた気がしました。普段あまり感情を表に出さない裕乃さんだけに、涙声で語る「歌のパートも欲しかったし、ダンスの位置もできるだけ真ん中にいたかった」という言葉が印象的。

 エビ中みたいに、メンバーもみんなおっとりしてて優しくて、競争を表面化させないゆるさが売りのグループでも、どうしても競争って生まれます。裕乃さん、歌やダンスでめちゃくちゃ悩んで、めちゃくちゃ努力したんだろうな。そんな裕乃さんが辿り着いた「Another Day」かと思うと、この曲が凄く意味のある曲に聴こえてきます。

 瑞季の挨拶は、彼女の誠実さが凝縮されていました。たぶん、何を喋るかものすごく考えてきていて、ほんとはこの10倍ぐらいは喋りたいことがあるんだけど、本当に伝えたい事を、言葉を選んで伝えているって感じで。瑞季もところどころ感極まって、言葉に詰まるところがありました。瑞季が喋ってる間、真山が明らかに涙を我慢して、瑞季を見ないようにしているのも印象的でした。

 3人の挨拶が、それぞれ自分の言葉で、自分の気持ちを伝えてくれたので、なんだかとても救われたというか、納得できたというか、ライブが終わったあとは、とても満たされた気分になりました。3人から前向きな言葉も聞けたしね。ただ、3人ともそれぞれアイドルとしてどうあるべきか悩んで、アイドルに向いてないって思うこともあったのが伝わってきて、聞いていて胸が苦しくなる部分もありました。

 「アイドルらしく振る舞えない」「自分はアイドルに向いてないかも」って悩みは、アイドルを続けるうえで、大きい悩みですよね、当たり前だけど。エビ中は、いわゆるアイドルらしくない人、アイドルに向いてなさそうな人が、音楽的にもアイドルポップの王道から斜め上を行く、でも外れすぎてはいない曲をやってるのが、かっこよかったんだけどな。

 アンコールから合流した新メンバーのかほりこも、未来の匂いを感じさせてくれて良かった。この日は基本的にかほりこを抜いた9人でのパフォーマンスで、かほりこはアンコールから合流。しかも、忍者の格好をしたり、着ぐるみを着たりと、おまけ的な登場だったのも良かったと思います。3人の立派な挨拶のあとで、まだまだ始まったばかりのかほりこがステージに上がって、9人のエビ中を邪魔せず、自然な流れで11人全員がそれぞれ前向きに未来に向かってく感じで。

 ライブの冒頭から、自分も断続的に泣いていたし、寂しい気持ちもあるんだけど、終わった後はとてもすがすがしく、「素晴らしいものを見せてもらった」という充実感が残りました。今後のエビ中にも期待しています。





2014年4月6日 チームしゃちほこ@Zepp DivercityTokyo (第2部)


2014年4月6日 (日)
チームしゃちほこ
Zepp DivercityTokyo
Zepp FINAL!~ありがとうを伝えたくて~ 第2部:安藤ゆず「築地サーモンピンク」

セットリスト
1, 恋人はスナイパー
2, いただきっニッポン!~おみそれしましたなごやめし~
3, 愛の地球祭
4, いいくらし
5, ピザです!
しゃちほこ10分クッキング
6, 紅蓮の弓矢
7, 残酷な天使のテーゼ
8, 私がセンター
9, ザ・スターダストボウリング
10, 尾張の華
11, ごぶれい!しゃちほこでらックス
12, 首都移転計画
13, OEOEO
14, そこそこプレミアム
15, トリプルセブン
16, 乙女受験戦争
17, マジ感謝
アンコール
18, トリプルセブン

 しゃちほこのZeppツアー、DivercityTokyo公演の第2部。2部の主役は、ゆずぽんこと安藤ゆずです。

 ライブは「恋人はスナイパー」からスタート。1部に続いて、冒頭の帆華のセリフは「見て! あれは銀色に光る東京のシンボル、スカイツリー!」、その後の歌詞も「ハー! ハー! スカイツリー!」に変更。

 2曲目のあとに自己紹介とMC。
 咲良「今日はなんかいつもより目力が強いね。やっぱり今日はセンターだもんね。あっ、来る?」
 安藤「大丈夫、大丈夫、私がいるところが常にセンターだから!」
 咲良「聞いて、聞いて! 基本的にT字のテープみたいなのがあるところがセンターって決まってるの、こういうステージだと。で、このあいだ、そのT字を(ゆずぽんが)持って歩いてたの!」
 大黒「福岡のときも持ってたよ。」
 安藤「今日も持ってきた!」
 咲良「なんで持ってるの?」
 安藤「舞台監督さんにもらったんだよね。ゆず、センターだからあげるよー、みたいな。あぁ、いただきます!って言って。」
 咲良「はい、というわけでDivercityということで、あっ、そうだガンダム! が、あるんだよね。」
 坂本「ガンダムといえばあれじゃない、ゾンビメイク。来てくれた方いますか?」
この質問に対して、多くの人から手が挙がりました。
 大黒「あのときはさ、フリーライブなのに、すんごい奥の方までいて、感動したのを覚えてる。」
 坂本「あと、お台場といえば、ティフ(TIF=Tokyo Idol Festival)!」
 秋本「2年前ぐらい?」
 咲良「一昨年か。」
 伊藤「めっちゃ熱いときで、屋外でやったときに水鉄砲をやったんですけど…水鉄砲じゃなくてホースで、そのまま。ゆずきが店長にずっと向けてたの!」
 大黒「超怒られたの、それで。」
 咲良「なつかしいね。」
 秋本「また、出たいねTIF。」
 咲良「そのとき、こいのぼりの衣装で、カラフルだったの全身。それでね、お台場のTIFの会場まで電車乗ってったの!」
 全員「そうだ! 恵比寿から!」
 安藤「山手線に乗ったの、あれで!」
 伊藤「そのわりにレッスン着で帰るなって言われるんだよね。」
 坂本「東京でレッスン着で帰ろうとするとね、ここは東京だからダメだぞって言われる。」
 大黒「でも名古屋のときは別にいいんだよ!」
 全員「名古屋をバカにしてるよ! 田舎扱いされてる。」

 5曲目「ピザです!」では、ゆずぽんがアドリブで「横切る猫さん」の歌詞を「横切るブタさん」に変え、ちゆもそれに応えて「にゃあー」の部分を「ブブブブー!」に変更。「ピザです!」のあとには、今回のツアーから始まった「しゃちほこ10分クッキング」。この企画は、しゃちほこが10分間で料理を作り、それをお客さんに食べてもらっておもてなしをするというもの。今回作るのは、タイトルの「築地サーモンピンク」にちなんでサーモンの手巻き寿司でした。

 最初に司会進行役のハルちゃんが、手巻きずしを作る工程を紹介します。
1, ご飯を炊く。
2, 酢飯を作る。
3, 巻きすに海苔を置き、その上に酢飯を載せる。
4, 具を選んで載せて巻く。
5, おいしくいただく。

 このうち、1と2は既に酢飯が準備されていました。また、1部と同じく、サーモン以外にもポップコーンなど関係なさそうな食材がいろいろと用意されていました。そのうちの一部は、しゃちほこへの差し入れだったらしい。

 サーモン、大葉、いくらを具に使い、真面目に手巻き寿司を作っていくゆずぽん。ステージの端の方で、いちゃいちゃしながらポップコーンを食べるなおちゃんとほのか。ゆずぽんが作業を続けているのに、ほのかとなおちゃんがポップコーンを食べたり、具のサーモンを食べたいと言い出したり、自由すぎてなかなか進行しません。

 そんな感じで、わちゃわちゃしつつ、最後の巻きの作業。無事に巻き終わり、サーモンの手巻き寿司が完成すると、突然ゆずぽんが「ちょっと待って。芦田愛菜だよ。わたしね、今日、やりたいことあるの。やってもいいかな? だから、みんなはけて。」と言い、ここからソロで2曲を披露。

 ゆずぽんのソロ曲は、Linked Horizonの「紅蓮の弓矢」と、高橋洋子の「残酷な天使のテーゼ」。それぞれ『進撃の巨人』と『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマです。6人のダンサーを従えてのパフォーマンスでしたが、ゆずぽん曰くいちご星のダンサーとのこと。2曲を歌い終わると「いちご星のダンサー諸君、ありがとう。楽屋のあまおう1箱ずつ持って帰っていいよ。ご苦労。」と言って、ダンサーをステージから見送ります。ダンサーがはけて、ステージ上に1人残されるゆずぽん。

 安藤「あれっ? ひとり? 上手(かみて)。下手(しもて)。センター! 上手、下手、センター! わたしがセンター!」
 ここで、ちゆとハルちゃんがステージに戻ってきて、「私がセンター」を披露。

 「私がセンター」のあとに、ほのかと菜緒ちゃんもステージに戻り、ゆずきは2階席へ。「しゃちほこ10分クッキング」で作ったサーモンの手巻きずしを食べてもらうお客さんを2階席から選びます。何人かのお客さんに誰推しかを聞くなどして、最終的にゆずきが選んだのは、ちゆ推しとゆずぽん推しの女子2人。食べてもらってから、料理の点数を星の数で聞くと、「星100つ」との答え。

 16曲目「乙女受験戦争」のあとのMC。ひとりずつライブの感想などを。

坂本「Zepp難波、福岡、東京と3ヶ所の会場を回ってきたんですけど、楽しい、ライブってやっぱり! 3ヶ月間、ライブやってなくて、このツアーで久しぶりに復活したんですけど、あらためてライブって最高だなって思いました!」

咲良「今日は”築地サーモンピンク”ということで、私的にゆずのソロがめっちゃ面白かった。進撃の巨人の叫ぶところあるじゃん? みんなが叫んでて、2番で叫ぼうって言って、ゆずきと叫んでたの! メンバーの冠公演を見る方が楽しくて…すごく楽しい気分でした。次は名古屋で会いましょう!」

秋本「さっき菜緒が言ったように、ゆずのソロを見てて、ゆずってこんなに頼もしい人だっけと思って…いつも”いちご星”とか言ってて、なんだぁと思ってたけどさぁ、でもこんな自由奔放な、面白い、爆弾みたいなゆずとチームしゃちほこをよろしくお願いします。」

伊藤「今日は2公演やらせてもらったんですけど、1部も来たよーって方いますか? もう皆さん、覚えましたよ顔。覚えてますからね! “私がセンター”今日、聴いてもらったんですけど、いちご星がなかったらあの曲は生まれてないじゃないですか。だから、いちご星に感謝です。ありがとう。」
安藤「言っとくね、いちご星の住民にも。」
伊藤「わかった、言っといてください。大好きだよ!」
安藤「照れる!」

 大黒「2周年最後のライブが、ゆずということで、ゆずとの話をしたいと思います。(ゆずを) 泣かせたいねぇー。ゆずは、発想力がすごいじゃないですか、いちご星とか。ちょっと不思議なところもあって、ついていけない時もあるんですけど、ゆずきが落ち込んだ時とか、泣いてる時とか、そういう時にすぐ駆けつけてくれて、ずーっとそばにいてくれるんですよ。たぶん、ゆずがいなかったら、ゆずきはここまで強くなれなかったかなと思って…だから、ゆずがいてくれて、ゆずきは本当に大きくなりました! だから、ゆずを不思議な子かなと思ってる人は、そういう優しいところもあるんだよってことを、覚えておいてほしいです。」

 安藤「チームしゃちほこのメンバーのなかで、ゆずが一番になれるものってなんだろうって考えたときに、歌でもダンスでもMCでもなく、ほんとに何も無いなって思うんですけど、でも…メンバーを思いやる気持ちとか、皆さんのことが大好きな気持ちは、誰にも負けたくないなって、気持ちで負けたくないなって思ってます。明日でチームしゃちほこ、路上デビュー3年目なんですけど、大好きな皆さんと武道館やその先のガイシホールも、同じ夢を皆さんと見たいなと思うので、これからもよろしくお願いします! あっ、ちょっと、長くなっちゃうけど1個だけいい? 皆さん、コールすごいじゃないですか。”ゆーずぽーん”とか呼んでくれるじゃないですか。そのコールも大好きなんですけど、私が一番好きなコールはアンコールなので! ちょっと、裏でスタッフさんが頭抱えてる(笑) じゃあ、最後の曲。聴いてください、皆さんに会えたことに”マジ感謝”!」

 この流れから、「マジ感謝」。この曲では、メンバーがそれぞれ「ゆずの存在にマジ感謝」「いつでもゆずを思うから」などと歌詞を変えて歌い、終盤の「どれくらい」から始まる菜緒ちゃんのパートもゆずがセンターで歌うようにスペースを空けたりと、いつもと違うアレンジで楽しめました。

 1部では「マジ感謝」のあと、終演用のVTRが流れてから、すぐに客電がついてしまうため、アンコールが起こる機会がありませんでしたが、2部ではゆずぽんの前フリがあったためすぐにアンコールが起こりました。アンコールで歌われたのは、2回目の「トリプルセブン」。ゆずぽんの前フリもあり、1部ではアンコールが無かったので、まさにクライマックスって感じで盛り上がりました。

 このライブ、途中まではいちご星的な色合いが強く、笑いながら気楽に見てましたが、終盤は泣けて泣けて仕方なかった(´;ω;`) まさか、Zeppツアーのライブでこんなに泣くとは思わなかったな。自分はわりと地蔵系で見てたんですが、隣の人がちょっと引くぐらい泣いてました。ゆずきの挨拶にもあったけど、ゆずぽんのキャラが反映された公演だったんだと思います。

 最初は不思議系の世界観で気楽に見てられたんだけど、途中からはゆずぽんの優しさ、メンバー間の絆の強さが感じられて、とても暖かい気分になりました。しゃちほこは関東に来ることがあって、チケットが取れたら見たい、って感じだったのが、Divercityの1部2部とも見て、思い入れが強くなってきちゃったな(>_<)